


祁門紅茶の続き2です♪
以前勉強したことと、店の方が教えてくださったことを忘れないように書き留めています

以前の記事→→祁門紅茶1、祁門紅茶2
先日は、祁門紅茶の国礼以外に祁紅香螺も飲ませていただきました。
祁紅香螺は「ちーほん しあんるぅお」と読みます。今まで何回か飲む機会がありましたが、私にとってはまだ馴染みが少ないお茶です

上:摘み採り時期が遅い、下:時期が早い
(先日と同じ写真)

祁紅香螺は、有名な緑茶の「碧螺春」と同じ漢字「螺」が用いられているように、茶葉の色は異なりますが、同じようにウブ毛が多く、茶葉がくるっと丸まっています。
その独特の外形は、伝統的な祁門紅茶に対して行われる包碎の工程がないことと、そして手の動きが違うことによって作られるそうです。
伝統的な祁門紅茶を作る際は、前後に両手を擦り合わせて揉捻します。
一方、祁紅香螺は、円を描くように両手を擦り合わせて揉捻します。
(お店の方が実演してくださったのですが、言葉で表現するのは難しいです

香螺の湯色は、伝統的な祁門紅茶の国礼に比べて淡く明るく、とても綺麗な色味でした。
滋味は、柔らかく甘く美味しいのですが、国礼を飲んだあとにはちょっと物足りない感じでした。
祁紅香螺は80度くらいで淹れると良いとアドバイスをいただきました。
結局、買ってないのですが、祁門紅茶の積み茶が減ったら買ってみたいです

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昨日の祁門紅茶の続きです♪
以前勉強したことと、店の方が教えてくださったことを忘れないように書き留めています

祁門紅茶は、安徽省祁門県の黄山で作られる紅茶で、ダージリンやウバと並ぶ世界三大紅茶のひとつです。日本では「キーマン」と呼ばれています。中国では「祁門紅茶(ちーめんほんちゃぁ)」、もしくは略して「祁紅(ちーほん)」と呼ばれています。
産地の祁門県は、年間降水量1600m、平均気温15.6℃、夏の温度は日中30℃、夜は20℃。寒暖差が大きく茶の生育に適した場所です。また土壌はアルカリ性で、紅茶の栽培に適しています。
(日本や龍井で有名な杭州などは酸性土壌だから緑茶の栽培に適してるんだよ、とお店の方が話してました)
(昨日と同じ写真)

紅茶は、萎凋、揉捻、発酵、乾燥の工程を経て作られます。これらは初制工程と言われます。一般的に茶農家さんなどでの工程はここまでです。
紅毛茶は、紅茶の毛茶です。
毛茶とは、茶農家や工場で初制工程のみ終えた精制前の茶葉を指します。初制茶とも言います。
(初制工程のみ終わった茶葉を毛茶と呼ぶのは6大茶類全てに共通してます)
祁門紅茶の伝統的な精制工程は、茶葉の選抜、包碎、乾燥、包装です。
(書いたものの、まだ勉強不足で精制工程はちょっと自信ないです。ごめんなさい

包碎は祁門紅茶特有の伝統的な工程で、茶葉を細かくする工程です。写真で見比べてみると、紅毛茶は包碎が終わってないため、国礼に比べて茶葉が大きいです。
国礼は、伝統的に作られた祁門紅茶の最上級のものです。国礼→特茗茶→特級→一級→二級、、、と続きます。国礼は、布袋に入れて叩きつけると言う手作業で包碎されます。
伝統的な祁門紅茶は、細かくしてある分、すぐに抽出されます。国礼は湯色も香気も滋味も紅毛茶に比べて濃いものでした

淹れる温度は、紅毛茶は80度くらい、国礼は90度くらいが良いとアドバイスをいただきました

この差がなんで生まれるのかわかってませんが

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久々にいろいろ書いたけど、間違ってたらどなたか指摘してください~


昨日行った上海の北、満堂春茶市場では、祁門紅茶のお店も行ってきました。
とても親切熱心なお店で、色々な祁門紅茶の茶葉を見せてくださいました
上:(1)紅毛茶、下:(2)国礼

上:(3)香螺の機械作り、下:(4)香螺の手作り

上:(4)香螺の手作り下:(5)香螺の手作りで(4)より摘み採り時期が早い

写真だとわかりにくい‼
特に(2)国礼はもっともっと美しいのに、綺麗に撮ってあげられなかったことが悲しい
(3)香螺は、揉捻械を使って揉んでいるため、ウブ毛がなくなってしまうそうです。なので、(4)(5)に比べてウブ毛がないです。
(4)(5)に香螺は摘み採り時期が違います。摘み採り時期が早い(5)の方が金芽の量がより多いです。
国礼は、まるで出汁のような、旨味ぎっしりに感じる味です。
祁門紅茶はすでに自宅に2種類はあったのですが、つい買ってしまいました

どんどん、飲まねば‼ 積み茶が増える。。
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とても親切熱心なお店で、色々な祁門紅茶の茶葉を見せてくださいました


上:(3)香螺の機械作り、下:(4)香螺の手作り

上:(4)香螺の手作り下:(5)香螺の手作りで(4)より摘み採り時期が早い

写真だとわかりにくい‼

特に(2)国礼はもっともっと美しいのに、綺麗に撮ってあげられなかったことが悲しい

(3)香螺は、揉捻械を使って揉んでいるため、ウブ毛がなくなってしまうそうです。なので、(4)(5)に比べてウブ毛がないです。
(4)(5)に香螺は摘み採り時期が違います。摘み採り時期が早い(5)の方が金芽の量がより多いです。
国礼は、まるで出汁のような、旨味ぎっしりに感じる味です。
祁門紅茶はすでに自宅に2種類はあったのですが、つい買ってしまいました


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上海乗り継ぎで、久しぶりに再会した家族がミュゼドアッシュのドーナツを持って来てくれました

ミュゼドアッシュは有名パティシエ辻口さんのお店。彼の地元である石川県にあります。
ミュゼドアッシュには石川県産の食材を使ったお菓子がいっぱいです。
6種類入ってたドーナツのうち、今日は白山はちみつを選びました。
合わせるのはやっぱり日本のお茶をと思い、和紅茶のうれしの紅茶を合わせました。
和紅茶はうれしの紅茶しか飲んだことがないので比較ができないのですが、うれしの紅茶は焦がし砂糖のような香りがして、香ばし美味しいです

大山はちみつドーナツの甘さを引き立てます


昨日にますの寿しに引き続き、日本のお菓子が食べられるなんて幸せです

パティシエ辻口さんのホームページを見たら、辻口茶園という事業をされていました。
ベトナムの高地にて、やぶきたを栽培しているそうで、ベトナムから日本に茶葉を輸入しています。
中国江南のどこで日系企業がペットボトル緑茶用の茶葉を栽培していると言う話も聞きます。
(栽培してる場所はど忘れ

日本茶も、どんどん海外で栽培されるんですね~。
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暑い上海。
台風一過で抜けるような抜けるような青空。
台風のお土産で強い風が残り、外にいるのがとても心地良い日です。
今日は朝に用事を済ませ、近くのレストランでランチをしました。
あえて、外の中庭で食事を取りました。ビールも飲んだので、かな~りの汗だく

帰宅後、滇紅と玫瑰花を淹れ、氷で一気に冷やしてアイスティにしました。
少し蜂蜜も入れました。
玫瑰花は、大学の課外授業でお茶について講義してくださった中国語の先生から分けていただいたもの。
調和茶は自分でやったことなくて、初挑戦の玫瑰花。
柔らかいふわふわしてるけど、スッキリ
そして、汗をいっぱいかいたから、身体も気持ちもなんかスッキリ

夏は大嫌いだけど、夏らしく過ごすのは好きです。
屋外のビールが美味しい季節になりました

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今日は大学の2コマをサボって、違う大学を見学にいきました。
今の大学も良いんですが、心機一転!! 違うところで勉強したかったので。
見学に行ったのは浦東にある中医薬大学。
この大学に見学に行ったのは、中医の授業も語学学習にあわせて受けられると聞いたから。
最近、ますます中医に興味が出てきてます

さすが中医学の大学だけあって、黄帝の像がありました。
話を聞いたあと、たまたま午後に留学生向けに茶芸社団の実演会があるとのことだったので、見学させてもらいました。
年1回だけの開催だと言う、この実演会。
中国茶に引き寄せらせたのかな~??
社団:she4tuan2と言う言葉は知らなかったんですが、どうやらサークルのようなもの。
茶芸に興味がある学生が一緒に茶を飲んだり茶芸を練習したりしているそうです。



正山小種を使った『梁祝』、英名:butterfry lovers、という演技。
2個の茶壷と公道杯を使った演技で、伝統的なものではなく、新しく考え出されたものだそう。
どちらかと言うと好みじゃない演技だったけど
でも、とても興味深かったです。
お味は、温度は低いし蜂蜜を勝手に加えられたし、で全然わからない。。。
野外で熱湯が手に入りにくいこと、欧米人向けであることを考えると仕方ないですけどね~
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見学に行ったのは浦東にある中医薬大学。
この大学に見学に行ったのは、中医の授業も語学学習にあわせて受けられると聞いたから。
最近、ますます中医に興味が出てきてます


さすが中医学の大学だけあって、黄帝の像がありました。
話を聞いたあと、たまたま午後に留学生向けに茶芸社団の実演会があるとのことだったので、見学させてもらいました。
年1回だけの開催だと言う、この実演会。
中国茶に引き寄せらせたのかな~??

社団:she4tuan2と言う言葉は知らなかったんですが、どうやらサークルのようなもの。
茶芸に興味がある学生が一緒に茶を飲んだり茶芸を練習したりしているそうです。



正山小種を使った『梁祝』、英名:butterfry lovers、という演技。
2個の茶壷と公道杯を使った演技で、伝統的なものではなく、新しく考え出されたものだそう。
どちらかと言うと好みじゃない演技だったけど


お味は、温度は低いし蜂蜜を勝手に加えられたし、で全然わからない。。。
野外で熱湯が手に入りにくいこと、欧米人向けであることを考えると仕方ないですけどね~

一部、追記しました&ジャンルを変更しました。
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今日のお茶は先日の福建寿寧、茶旅にて買った鉄観音種で作られた紅茶です。

今日の午後は、先生の急用によりお茶教室兼お店のお店番をしてます。
(残念ながら、お客様はいらっしゃらず、午前にお店番だった方にこの鉄観音紅茶を振舞っただけで終わってしまいましたが
)
鉄観音種で作られたこの紅茶。
普通は烏龍茶を作ることが多い鉄観音種だと思いますが、これは紅茶。
茶殻を観察すると、ちょっと葉が小さい感じ。

口当たりは紅茶なのに、後味が鉄観音茶っぽい。
午前中にお店番をされた方は単叢っぽいと表現されました。
すごく自分好みの味かと言うと、ちょっと違うかな~

茶旅で評茶した際もそう思ったんだけど、自分でまた淹れてみたくて買ってしまいました。
(こうして、茶葉が増えていく。。。)
茶器はお教室にあったもの。私のものではないので、茶器の写真はなしです。
今日もVPNで回避してアップしました。回線すぐ切れちゃうし、早く規制を緩めてくれないかな~
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(残念ながら、お客様はいらっしゃらず、午前にお店番だった方にこの鉄観音紅茶を振舞っただけで終わってしまいましたが

鉄観音種で作られたこの紅茶。
普通は烏龍茶を作ることが多い鉄観音種だと思いますが、これは紅茶。
茶殻を観察すると、ちょっと葉が小さい感じ。

口当たりは紅茶なのに、後味が鉄観音茶っぽい。
午前中にお店番をされた方は単叢っぽいと表現されました。
すごく自分好みの味かと言うと、ちょっと違うかな~


茶旅で評茶した際もそう思ったんだけど、自分でまた淹れてみたくて買ってしまいました。
(こうして、茶葉が増えていく。。。)
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今年の春節に行った嬉野温泉の旅館に購入した相川製茶舗さんのうれし紅茶。
嬉野に行くまで知らなかったので、物珍しくて買ったけど、
その味は渋味が少なく、広がる甘味とあとに続く少しの酸味で、今は結構お気に入り。
茶殻を見ると葉が小さいので、嬉野で採れた緑茶用の茶葉を使ってるだ~と実感しました。
次回、嬉野を訪れる際はぜひ店舗に行って買いたいです。
<相川製茶舗>
http://www.shokokai.or.jp/41/4120910165/
http://nissyoku-kansai.com/cooking/chumoku/aikawaseicha.html
たっぷり飲みたかったので、大型ティーポットで煎れて公道杯を使う要領で抽出時間が経過したらもう一つのポットに移し換えました。冷めても美味しいので、この方法でも問題なしです。
茶葉が細かいせいか、中国紅茶みたいに何煎も何煎も飲める感じではないので、ガバガバ飲んでるとあっと言う間になくなりそう。上海にいると気軽に買うこともできないので、大切に飲まないと!
(茶葉少なめ時間長めにしてたせいもありますが、1~2煎が限界と感じました)
茶器はEILONGのもの。泡柄がお気に入りです。
<追記>
うれしの紅茶は「緑茶用の茶葉」と記載しましたが、未確認です

NHKの放送にて、鹿児島で開発された紅茶用品種「べにふうき」というものがあると知りました。
もしかして、そちらを使っているのかもしれません。。。誰か教えてください

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